いつか聴いたあのメロディーについて

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コロナでお祭りも自粛に次ぐ自粛のマレーシアより、毎度の近況報告です。 例年砂絵で盛り上がる(?)ディパバリも、今年はなんだか静か。 かと思いきや、参加できるイベントはないのに、 どこからかともなく深夜の住宅街に響き渡る破裂音。 インドの人も中国の人も、なんでこんな爆竹好きなん。 明日も早番なんでまじで寝かして下さい。。。 そして次のイベントと言えばクリスマス。 スタバの限定カップに、ささやかなときめき。 ♪じんぐるべーじんぐるべー ぼちぼちと年末ですね。 さてジングルベルはもちろんクリスマスソングなんですが、 こういうイベントとは全く関係ないのに、そしてどうゆうタイミングで どこで聞いたのかも覚えてないのに、 やたら子供の頃から耳に張り付いてる曲ってありませんか? 同世代の方にはもしかしたら「ああ、コレ!」って 思ってもらえるかも、な曲をステイホームの休日にYou tubeで漁ってみた備忘です。 Che Che Cooley ガーナの民謡、というか子供の遊び歌かな? 多くの日本人は「二酸化マンガン、酸化マンガン」と 歌っていたと思うのですが、こうして聞くと結構無理な感じがします。 正直どれがほんとかと言われてもわかんないけど。。。 Shalom Chaverim イスラエルの民謡。 「さらば友よ、また会うときまで」という意味だそうです ♪えーひっこらおーれーひっこらおー とか歌っていた記憶。(意味不明) 誰がどう歌っても悲しい旋律なのですが、このダークダックスバージョンの 弦楽器のトレモロとか、地の底から響くバリトンとか、すごいですね。 控えめに言っても二度と会えなさそう。 さいざんすマンボ そろばんを楽器にしたり、ローラースケートにしようと試みた記憶は 昭和中期のお子様はみんなあるんじゃないかと思います。(うちだけ?) この動画中にはなかったんだけど、確かオリジナルEPには、あの有名なフレーズ ♪あーなたーのおーなまーえなんてーのー? も、間奏に収録されていた記憶。 事柄の記憶は普通に「記憶」なんだけど、 音楽って「感情」がダイレクトに呼び起こされる気がします。 いつ、どんな場面で、とか具体的なデータが思い出せなくても ちょっと切ない「何か」をもって、当時の自分と再会できたりするのかもしれませんね。 (何があっ

お客様がナニ様かについて

日本では地域により自粛要請も解除、お店も再オープンしたり、徐々に活気を取り戻しつつあるようですね。
私の住んでる地域(マレーシア某)はまだまだ自粛ムード。
おとなしく在宅の日々が続いております。
本日もGrabFoodでタイごはん。トムヤムウマー!


さて、お話は少し遡り、日本もマレーシアも外出自粛(マレーシアは禁止)が発令されてしばらくの頃。
在宅勤務でお客さんと電話で話していた友人が、そのお客さんから投げつけられたある台詞について、考えさせられてしまった件。

「あなたと私が対等だと思ってるのーッ!? 」

えええ何それちょ、どういう経緯?

友人はイベント関連の会社に勤めてて、例によってコロナで中止になった案件の対応に追われていた訳です。
当たり前だけどイベントが中止になったのは彼女のせいではありません。

友人によると、会話の最初からずっと不機嫌で、終始「偉そうにしやがって」と同じような台詞を繰り返してたそうです。(1時間近く)

もちろん友人は「偉そうにしたつもりなんてない、他のお客様と同じように対応した」と。
で、先の台詞につながるのですが。。。



正直友人Iちゃんは、慌てたり、盛り上がったり、興奮するとかなり早口になってしまう癖があるので、それが誤解されたのかなあ、と思わなくはない。
しかし「対等だと思ってるの?」という台詞が出るという事は、発言者は「対等じゃない」と思ってて、それはイコール「私の方が上なのよ」って言いたいって事ですよね。

このお客さんは「私達お客様はサービス提供者より上」と主張したい、
というか、それを武器(?)にIちゃんを責めて、自分が不快に思っているという事を正当化してぶつけたい、
その考えの大元には「お客様は神様です」という言葉があるのだと思います。
この台詞のオリジナル三波春夫氏曰く「客=神」という意味では決してないはずなのですが。。。

「お客様は神様です」について

この考え方が日本以外ではまず通用しないという事を、身をもって感じているだけに、なんだかもやっとしてしまった次第。

マレーシアブログの方にも書いてるのですが、日本のサービスの、お客さんに対しての腰の低さってそれが様式美だとしても結構特殊だと思います。
だけどこれ別に「上下」を決める物でも、ましてや「顧客を神格化」する事でもないと思うのです。

欧米では往々にしてお店や従業員がお客を選んだり窘めたりしている光景に出くわしますが、別にこれは上下じゃなくて「サービスを受ける側も提供する側も対等」である、とする共通の価値観が、素直に表れている結果なんだと思います。

なんだか日本って、この事が必要以上にタブー視されてて、ある種類(?)の方々には「お客様は神様です」と言う言葉だけが、本来の意味と独立して便利に使われているような。
で、こういう人がトラブルになった時必ず言う台詞が「こっちは金払ってるんだよ!」だったりします。

お金払っても何でもは買えないし、サービスを提供したり、仲介してくれる誰かがいなければ、それを得られなかった、という発想は欠片もないんだよなあ。。。
三波春夫で検索してたらなついのみつけました。次のオリンピックで誰かカバーしないかな。


仮に友人に失言があったとしても、「神様に対して何て失礼な」というのはちょっと違うし、それで1時間も愚痴を言うのはもう営業妨害のような気がする。。。
楽しみにしていたイベントが中止になって、家に閉じ込められて、暇で暇でしんどかったのもわか。。。

わか。。。

あんまわかりたくないなやっぱ。。。

ネットで「お客様は神様」を検索していたら、あーやはり皆さん苦労されてらっしゃるーな記事が続々。

お客様は神様ですの勘違いが日本を駄目にする
お客様は神様ではありません

カスハラって本当にカスい感じで苦笑。。。
ちなみに松下幸之助は「お客様は王様」で
三越は「お客様はお子様」だそうです。



で、結局「思ってるのーッ!?」に対して何て答えたの?と聞いたら

I「思ってますって」

言ったの?

I「言える訳ないじゃん。もちろん自分の伝え方が不快に感じられてしまった事実に対してはちゃんと謝罪した上で、やっぱり関係性としての立場は対等だって。思うし言いたいけどそんなの言える訳がない。」

I「『対等だと思ってるのッ!? 違うでしょう!!』って言われたら、違わないです、全部お客様のおっしゃる通りでございます、以外ないよね。。。」

はーなんか。。。切ない。。。
答えない、という選択肢はないの?

I「クレームになった時に会社に怒られるのは結局自分だから。最悪クビになる。お客さんを立てる以外道はないよ」

失言(?)に対し10回も20回も謝り倒した上、1時間愚痴を聞かされ人格否定され、会社もかばってくれないと。こんなん続いたらそら自殺も考えるわって、先のリンクと照らし合わせて思いました。。。

興味本位で中止になったイベント聞いたら韓国の何か、とだけ教えてくれました。
韓国の何か。。。
歌にしろお芝居にしろ、きっと美少年がたくさん出るやつですかね。。。(想像です)

なんか。。。他人事ではあるけど腹立ってきた。。。


コロナで不自由を感じているのはみんな一緒!

私もIちゃんも家族と離れてマレーシア在住、日本より厳しい規制の中、海外居住故の不安も抱えてお仕事頑張っているのに何が韓流だ!(あくまでも想像です)

ちなみにIちゃんはGWに実家のお母さん、おばあちゃんを連れて温泉孝行する予定だったそうです。1年半振りの帰国予定はコロナで延期。
別に苦労を比べる訳じゃないけれど、ちょっとの失言でここまで彼女を責める権利が果たして「お客様」にあるんでしょーか。

マナーの悪い人はどの国にもいるけど、この考えのまま海外で同じ事を、ご機嫌次第で海外のスタッフさんにもするつもりなら、恥ずかしいから日本から出ないで下さい。

てか情緒不安定なら先に病院行け!

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ぷんぷん。

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